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前立腺肥大症

1.概説

前立腺肥大症は老年男性にみられる普遍的な疾患で、初期の肥大結節はすでに40歳半ばには形成されると考えられている。

肥大結節は尿道周囲の粘膜下腺(内腺の一部)を発生母地として腺性増殖し、腺腫を形成する。

2.原因

加齢に伴う前立腺肥大症の発生機構の詳細はいまだに明らかにされていないが、性ホルモンとの関連性が示唆されている。

3.病態および症状

《病態》
前立腺肥大症は内腺とよばれる尿道周囲腺と、これを取り囲む前立腺組織(外腺)の一部から発症する。

40歳代を過ぎると前立腺の分泌機能も低下し、腺細胞は萎縮してくる。

この時期に内腺部分に結節ができはじめ、これが癒合して大きくなる。

結節の数が多くなると外腺組織は周囲に圧迫されて薄くなる。これを外科的被膜という。また内側では尿道を圧迫・閉塞するようになり、膀胱および場合によっては上部尿路にも影響を及ぼすようになる。

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