WS000018

胆嚢炎とは;細菌感染後、化学的刺激因子などによって起こる胆嚢の炎症である。大多数が胆石を基盤として発症する。急性胆嚢炎と慢性胆嚢炎とがあり、中年女性に多くみられる。

原因

・ 胆嚢結石が胆嚢頚部や胆嚢管に嵌頓することで胆汁がうっ滞し、細菌感染が加わり発症(胆石胆嚢炎)。

・ 腫瘍による胆嚢管の閉塞、血栓症や経カテーテル肝動脈塞栓術(TAE)などによる胆嚢の阻血、胃切除後の胆嚢収縮異常

・ 起因菌は、Escherichia、Klebsiellaが多く、ほかにEnterococcusやBacteroides Fragilisなど

・ 感染経路は、逆行性、血行性(経動脈性、経門脈性)、リンパ行性

症状

 ・発症は急激

 ・右季肋部または上腹部の持続性疼痛

・発熱、悪心・嘔吐

・右肩・右背部への放散痛

・他覚所見;
右季肋部の圧痛や筋性防御

マーフィーの徴候(吸気時における右季肋部の圧痛の増強)

触診での腫大した有痛性の胆嚢所見

・重症例;
  激しい腹痛と高熱、ショックなどの全身症状
  胆嚢蓄膿、得組成胆嚢炎、胆嚢穿孔による胆汁性腹膜炎、肝膿瘍、菌血症の合併

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