①血行動態:血圧・脈圧・脈拍数・体温・中心静脈圧・心電図
②呼吸状態:呼吸数・深さ・呼吸音・動脈血ガス分圧
③意識レベル
④時間尿と尿比重
⑤血液検査:赤血球・ヘモグロビン・ヘマトクリット・白血球・血小板・血液凝固機能・電解質,尿素窒素・クレアチニンなど
⑥ その他:皮膚の色,冷汗なビ。

このような生命危機状況では医療従事者は救命のための治療・処置に重きをおき,ゆとりを失いがちであるが,患者・家族の心理状態をも配慮しなければならない。生命の危機は同時に,苦痛・不安・恐怖などの心理的危機でもある。看護師は,患者や家族を支え,不安・恐怖軽減への援助を重視することが必要である。
4)不安 ・苦痛への援助
コミユニケーシヨⅠ チュープ類の挿入やモニタ類の装着のある場合や,気管切開や頻回に気管内ンへの援助 吸引が行われる患者は言語的コミュニケーションの妨げによって,コミュニケーションが困難になる。患者は生命の危機におびえながら,その気持ちを 分に表出できない状況になっている。また,鎮痛薬やその他の薬剤の使用で意識が鮮明でない患者は,状況認知(日時・場所・周囲の状況認識や判断)が低く,コミュニケーションがとりにくい状態となる。意思の疎通がはかれないと,心身のストレスをこうじさせる原因となるので,看護師は患者からの反応がなくても対話を怠ってはならない。朝目覚めたときのあいさつで一日の始まりを告げたり,ケアの前後,睡眠からさめたとき,また処置・ケアの際は,その方法・目的・痛みの程度などを話しかけることがたいせつである。