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1、 病態

関節軟骨の変性および骨の増殖性変化を起こす進行性の疾患で、荷重を受ける関節が侵されることが多い。

変形性膝関節症では、軟骨細胞が退行変化として弾力性を失って線維化したところへ、長期にわたる荷重(あるいは負荷)という機械的作用によって、その荷重が最も強い部位に、広い範囲の軟骨の剥離、断裂、亀裂を生じる。

摩擦と浸食が繰り返されながら軟骨層は次第に擦り減って薄くなる。

変形性膝関節症は、筋力低下、加齢、肥満などのきっかけにより膝関節の機能が低下して、膝軟骨や半月板のかみ合わせが緩んだり変形や断裂を起こし、多くが炎症による関節液の過剰滞留があり、痛みを伴う病気である。

正常な膝関節では関節面は軟骨で覆われている。

「弾性に富み、摩擦が小さい」という性質によって、軟骨は荷重を適切に吸収し、抵抗のないスムーズな運動が可能となっている。

加齢が大きく関与しているが、加齢によって関節内の変化(退行性変化)が生じても、必ずしも変性が起こるわけではない。

軟骨の強度に対してかかる力が過大になると変性する。

膝関節は日常生活でも極めて大きな荷重ストレスを受けるため、軟骨が変性し、特有の粘弾性が失われると徐々に変性が進行し、最終的には軟骨や軟骨下骨の破壊、欠損が生じる。

このような関節軟骨・軟骨下骨の変性・破壊が変形性膝関節症の病態である。

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