8)前立腺がんの治療法

がんが前立腺にとどまっている段階なら、一般には、手術療法に放射線療法を加えた治療が行われるが、前立腺がんは、一般に進行が
遅いことから、がんが前立腺内にかぎられている場合は、「当面は経過を観察し、がんが進行してから、内分泌(ホルモン)療法で対処すればよい」とする医師や、しばらく経過を観察するだけで、何も特別な治療をしないという医師もいる。

発見時にすでに他の臓器にがんが転移している場合は、内分泌療法を中心とした治療が行われる。

内分泌療法では、病気を完全に治癒させることは期待できないが、病状の進行を約1~5年間にわたり、抑えることができる。

以上から、治療法の目安としては、病期がA1で69歳以上の老人の場合は、経過観察ですませる。

患者が若年者で病期がAl、もしくは69歳以下で病期A2~Bの場合は、前立腺全摘除術を選択し、70歳以上の高齢者は、放射線療法
あるいは内分泌療法で対応する。

また、病期Cであっても、実際には、所属リンパ節に転移していることもあるので、まず内分泌療法を行い、その後の経過によっては
手術を行う、という意見もある。

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