4、治療
一度すり減ってしまった関節軟骨は、もとの完全な形に修復されることはない。したがって、変形性膝関節症の場合は痛みをとり、膝が完全に曲がりきらない状態や、伸びきらない状態を改善して膝の機能を高めることを目指して治療が行われる。治療方法は症状の進行度や痛みの程度によって異なるが、薬物療法、運動療法の2つの療法が基本となっている。これらの治療でも痛みが緩和されない場合には外科的療法を適応する。

《薬物療法》
 変形性膝関節症で処方される薬はいろいろあるが、病気そのものを治すためのものではなく、あくまでも対症療法として、炎症を抑え、痛みなどの症状を軽くして回復を助けるためのものである。薬は医師の指示に従って正しく服用することが大切である。副作用があるからとか、飲んでも効かないからと勝手に判断して飲むのをやめたりすれば治療の効果は期待できない。

《運動療法》
運動療法には2つの目的がある。1つ目は症状の緩和である。運動をすることによって血行をよくし患部を温めて痛みを軽減させるほか、関節の動きをスムーズにする効果がある。2つ目は病気の根本的な治療です。体を動かすと血流がよくなって、関節部分に栄養がいきわたる。すると、炎症の原因となる老廃物がどんどん排泄され、細胞の活動も活発になり病気の進行をとめたり再発を防いだり、さらには治療効果まで期待できる。

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