●退院前の社会復帰ケア
 この時期のケアの目的は、患者がセルフケアを確立し、日常生活および社会生活に復帰できることがある。

⑴装具交換指導
 患者自身に装具交換を開始してもらう時期の目安は、正中創とストーマ創の抜糸が終わり、創が治癒する時期(術後10日頃)であるが、ストーマに合併症などがなく、患者の心理的条件が整ったことを確認してから始める。家族やキーパーソンもケアに参加するよう促し、ストーマを理解してもらいよう心がける。

<セルフケアによる装具交換の実際>
①湯で湿らせた布や剥離剤を使用しながら、装具を愛護的に除去する。
 皮膚の方を指で押しながら剥がしていくと、剥離刺激が少ない。
②石鹸、あるいは清拭剤でストーマ周囲皮膚を洗浄する。ストーマや皮膚の状態を観察する。
③除去した装具の皮膚保護剤の溶解の程度、排泄物の潜り込みの有無を観察する。
④ストーマのサイズを測定する。(縦×横×高さ)
⑤ストーマサイズより、約2mm大きめに面板をカットする。
⑥面板を装着する。
⑦採便袋をフランジにはめ合わせる。

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